リハのトピックス

一般企業に転職したい!セラピストの経験が活かせるおすすめの職種をご紹介

理学療法士、作業療法士、言語聴覚士(以下セラピスト)を辞め、リハビリ職以外の一般企業へ転職したいと考えている方もいるかと思います。

私自身、理学療法士として病院や在宅リハビリで7年間働いていましたが、収入面の不安とリハビリ以外の新しい仕事を経験したいという思いから一般職へ転職した経歴があります。

その転職活動の中で、全くの未経験業界でゼロからのスタートであっても、リハビリの経験は意外と他の仕事でも活かせるのだと気づきました。

この記事では、私が転職活動の中で気づいたリハビリ職の強みセラピストの経験を活かせるおすすめの職種そして私が実際にオファーをもらった企業をご紹介します。

 

リハビリ職の強み

セラピストの経験は他の職種でも活かせることが多い!

他の業種への転職を考えたとき自分にはリハビリに関する技術や知識の実績しかないと思ってしまうかもしれません。

しかし、私自身の転職活動で感じた、他業界でも活かすことができ、業界によっては非常に重宝される経験がリハビリ職にはあるのだと実感しました。

医療、健康、福祉に関する知識は転職先の選択肢が広がりやすく応用がききやすい

医療、健康、福祉に関する知識・スキルは現代の高齢化社会において重要な社会的役割を持ち、衣・食・住関連の企業からIT企業まで、一見セラピストには関係がなさそうな企業への参入が進んでおり、仕事の選択肢も広がりつつあります。

辞めることはこわくない!リハビリ職を辞めたいと考えているセラピストへアドバイス「リハビリを辞めて一般企業に転職できるのだろうか」そんな不安を取り除けるよう、理学療法士を辞め、全くの別業界に転職した私自身の体験談も踏まえてセラピストが持つ強みと一般企業へ転職する際のポイントをアドバイスしたいと思います。...

では、実際にオファーが多かった職種や、セラピストの経験を活かせることができるおすすめの職種をいくつかご紹介します。

おすすめの職種5選

医療機器、介護用品、健康器具メーカーでの営業職(コンサルティング営業)

私がもらったオファー件数 第一位

セラピストのコミュニケーションやプロセス作りの経験が活かせる仕事は第一に営業職です。
特に医療機器メーカーや介護用品メーカー、健康器具などの医療・介護・健康に関するメーカー営業は、医療の知識をそのまま活かすことができます。
例えば、転職後に行われる医療製品の勉強会で身体構造や疾患などの専門用語を一から学ぶ必要がありませんし、専門で学んできた知識があれば営業時にワンポイント加えて説明することもできます。
会社にとっても、自分にとっても、転職後ゼロスタートではないということは大きなメリットになるのです。

 

転職支援、人材紹介会社のキャリアアドバイザー

コメディカル分野の転職サイトから多数のオファーあり

キャリアアドバイザー(キャリアパートナー、キャリアコンサルタント)とは、転職希望者(顧客)との電話や面談、提出された情報から顧客の能力、特性、希望条件を引き出し、マッチングした企業に転職するための面接練習や履歴書の添削などを行い、転職をサポートする仕事です。
希望の聴取から転職というゴールまでをマンツーマンで対応するため、セラピストのコミュニケーション能力、プロセス作りの経験が活かせる仕事です。

特にセラピストの経験を活かせる分野として、介護士や看護師などのコメディカル向け転職サイトのアドバイザーがあります。
同じコメディカルのセラピストであれば同様の視点から見た顧客の情報収集や転職先の選定、顧客へのアドバイスを行うことができることでしょう。

 

福祉用具貸与事業の福祉用具専門相談員

リハビリの経験がダイレクトに活かせる

自宅や施設などで暮らす高齢者や障害のある方々へ生活に合った福祉用具(杖、車いす、手すり、シャワーチェア、ポータブルトイレなど)を選定し、レンタルや販売、使用方法のアドバイス、点検などを行います。

福祉用具専門相談員になるには、厚生労働大臣指定の機関にて講習を修了する必要がありますが、理学療法士、作業療法士などの資格がある場合は履修の必要はなく、そのまま福祉用具専門相談員として働くことが可能です。

福祉用具専門相談員は在宅リハビリの要素のひとつともいえます。顧客のADLや身体機能などから適切な福祉用具を選び、その後のアプローチをできるのはセラピストの強みです。例えば、杖や歩行器であれば歩行分析、靴であればインソールの調整、車いすであればシーティングと、リハビリの経験が直接活かすことのできる、リハビリの仕事内容に近い職種といえるでしょう。

 

建設、リフォーム会社の住宅改修、リフォームコンサルタント

高齢者が住みやすい施設や家作りのためのサポートをおこないます。
歩行動作やADLに精通し、高齢者や障害者の特徴を理解し対応可能なセラピストが、高齢者向け施設や住宅建設、リフォームの際の手すりの位置や段差解消方法、必要な導線改修などを提案するアドバイザーとして活躍することが期待できます。

希望する人は福祉住環境コーディネーターの資格があるといいかもしれません。サイトにある保有資格欄に載せることで建設、リフォーム会社の目に留まりやすくなり、実際にオファーも多数いただきました。
新しく建築に関する学習は必須となりますが、セラピストの知識や経験を活かして新たな技術を身に着けたい人にはおすすめの仕事です。

 

リハビリ機器、健康器具、介護用品の開発

こちらのオファーは2件だけでしたが、リハビリ機器や介護用品の新規開発や既存の商品の改良などを任される仕事です。

トイレ時の介護負担を減らしたい、褥瘡を予防できるベッドを作りたい、より使いやすい車いすが欲しいなどといった顧客の要望に応えるため商品開発を行います。
介護用ベッドや車いす、手すりなどの福祉用具やリハビリ機器は実際に使っているセラピストであればより有用性のある使い方や改善点に着目することも可能でしょうし、現場で培った観点や意見は開発において貴重なものとなります。

私はありませんでしたが、研究や論文作成の経験があれば、より多くの開発関係への転職も選べるようになるかと思います。

 

上記職種は一例ですが、セラピストの経験を活かして働くことができる職種はたくさんあります。今まで培ってきた経験や知識を活かし、新しい働き方を是非探してみてください。